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山本耕史さんについて語るスレ
[546]533:04/02/05 22:31 ID:mipPT/SI
第5部。ふう〜 司:一話で一日を描く方式だそうで。一日を描く事でその日常の空気感みたいなものが出るという。 山:あの〜今まで三谷さんも言ってたんですけど、その今までの大河のイメージっていうのは割と 俯瞰で、俯瞰っていうのはすごく引き目で、あの〜、その歴史の流れをこう、追って観ていくっていう、 感じだったんですけども今回はその目線をすごく落として、僕たちと同じ目線で、一日を観ていくっていう、 これどういう事かっていうと僕は、最終的な行き着く場所っていうのは、すごくこう一人一人に愛情を持てる分、 彼らが残虐になって行く所とか彼らが、あの〜例えば命をかけて討ち入りして行く所とかにものすごくこう、 何て言うのかな、愛情を注いでいられる分、悲しかったり、あの〜心配になったり、今までのあの、 変な話時代劇っていうのは、討ち入りしますとか、あの、切腹しますとか、そういう所に関して、あんまりこう 臨場感が無いっていうか、あの〜親しみを持てない、ような気がするんですよね僕も、観てて。 だけど、こういう思いを持った人たちが、こんなに素朴な事を思ってた青年達が、そういう風になって行くっていう様を、 ほんとに同じ目線で観れるっていうのは、ものすごく一年かけて見せられるっていうのは、 面白いというか得な事だと思うんですよね。 司:なるほど。そういう意味でその、京都での新選組結成以前を丁寧に描いてる。 山:そうですね。かなり長い、まあ長いというかその、いい時間で、あの〜彼らが新選組になるまでどういう 青年達だったのかどういう出会いをしたのか、何故それをやろうと思ったのか、っていう所をすごく丁寧に 描いてるんで、あの〜その辺にもものすごくこう居ながら、観てる人たちが一緒に成長していけるような、ドラマだと思います。
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0ch BBS 2005-06-05