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1- レス

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[208]名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 05:22 ID:jGlkET0U
猛暑が続いていた。 気楽なひとり暮らしがしたくて、寮から今の下宿に引っ越した「僕」は、最近寝つきが悪かった。 ここのところの猛暑もあるが、得体の知れない老婆の出て来る夢と、それに伴う金縛りに悩まされていた からだ。 そんな僕を心配してくれる、同じ大学で知り合ったひとりの女の子。 僕はどうも昔から女の子が苦手…と言うか、うっとうしくて嫌いだった。 でも、そんな僕にも、気さくに彼女は話しかけ、何かと世話を焼いてくれる。 女の子にはひたすら愛想の悪い僕に、なぜ彼女はこうも親しくしてくれるのだろうか。 そんな彼女をいつしか信頼していた僕は、最近寝付きが悪い理由を話していた。 普通に考えれば馬鹿げた妄想としか思えない夢と金縛りの話を、彼女は真剣に聞いてくれた。 彼女の真摯な態度に、僕はつまらないことで思い煩うのはやめようと思った。 …だが、老婆の夢と金縛りは一向に止まず、そればかりか僕は、起きていても頻繁に老婆の姿を見るように なっていた。 恐怖にさいなまれ、学校へも行かず部屋に閉じこもってしまう僕。 そんな僕を心配して、彼女は下宿まで来てくれた。 彼女の励ましを受け、僕は彼女と共にこの怪異の原因を突き止めようと決意した。 …それが、僕の記憶を呼び覚まし、彼女にあのような仕打ちをすることになるとも知らずに…。 僕を好きだと言ってくれた彼女に対して、あのような仕打ちを…。 いや、僕を好きだと言ってくれたからこそ…。


0ch BBS 2005-06-05